【冬休み沖縄ツーリング 二日目】本部半島から国頭村(14年12月29日)
- 2015/01/09
- 00:12
7時過ぎに1Fレストランでバイキング形式の朝食。

今日は観光メインなので、サイクルウェアではなく長袖Tシャツと七分裾のパンツという恰好です。
準備をして8時過ぎに沖縄サンコーストホテルをチェックアウト。

今日の天気は雲が多いですが、日差しもあります。
雨天が続かなくて良かった。
ホテルから海が近いので、早速海が見渡せる場所へ。
エメラルドグリーンの海と砂浜!沖縄の典型的なイメージそのままの風景が広がります。

この南国リゾートの風景は名護湾に沿ってずっと続きます。
道路も広く、遊歩道も幅が有り、細部まで観光地として整備されています。

沖縄の一般的な住宅はコンクリート造りの平らな屋根の家が多いです。
大きな山が無いので風が強く、台風にも耐える丈夫な家が必要なのでしょう。

名護の市街地の海側にきれいな砂浜が広がっていました。


市街地から海岸沿いに進んでいくと、大きく削られた山と工場が見えてきました。
海側の南国風景とのギャップが凄いです。

本部半島は石灰岩を産出していて、採石場やセメント工場が立地しているようです。
449号線を海岸に沿って進んでいくと、沖合の瀬底島へ渡る形の良い橋がありました。

本部半島の先端にある海洋博公園まで来ました。

早速、有名な「沖縄美ら海水族館」へ向かいます。

凄い人手で賑わっています。
色々な外国語が聞こえましたが、台湾からの観光客が多いそうです。

毒々しい配色の巨大な海老がいました。

大型のジンベイザメやマンタが見られる巨大水槽は迫力が有りました。

海側から見た建物の全景です。

公園内のレストランで昼食に有名な「沖縄ソバ」を食べました。
麺が太く和風だしでラーメンよりもうどんに近い感じです。

次の目的地、海洋博公園からすぐ近くの「備瀬のフクギ並木路」へ来ました。
潮風が吹き付ける沖縄の海岸地方では、古くからフクギの木が防風林として用いられてきて、
特に備瀬地区のフクギ並木は美しいそうです。


まるで迷路のような並木路をしばらく散策しました。
並木路の家の門にシーサー像が据えられていました。

沖縄の古い造りの家では屋根の上にもシーサー像が置かれていますね。
本部半島の北部へ回りしばらく走って、急な坂を登り今帰仁城(なきじんグスク)へ到着。
「グスク」とは琉球王国時代の古い遺跡のことです。


グスクは沖縄に何箇所かあって何処も石垣のみが残っています。
日本の城の石垣のように隙間なく削って組み合わせた感じではなく、ただ石を積み重ねたように見えますが、
垂直に近い角度に積み上げられているにも関わらず堅牢な造りになっています。
今帰仁城の高台から見たパノラマです。

案内所の売店で、沖縄名物の「ブルーシールアイスクリーム」を味わう。

505号を東へ進み、屋我地島を通り、古宇利島へ渡る古宇利大橋へ来ました。
エメラルドグリーンの海の上を約2km真っ直ぐに延びる橋は正に絶景です。

横殴りの強風にあおられそうになりながらも古宇利島へ渡りました。
古宇利島側から見た古宇利大橋。

島の自然の風景が良い感じなので一周することにしました。

島の北側にプチ観光スポットのハートの形をした岩の「ハートロック」というのがあり寄ろうと思いましたが、
岩のある海岸へ下りるには何百円かの駐車料金を払いその駐車場を通らないと行けないと知り行くのをやめました。
公共の海岸なのに有料の囲い込みとは・・・
古宇利島から屋我地島へ戻り、橋を渡り対岸の58号線へ向かいます。
屋我地島ではさとうきび畑が広がっていました。歌の通りに風で「ざわわざわわ」とざわめいていました。

58号線へ出て北部へ進むにつれて、観光地の風景から一変して殺風景になります。

海の色からエメラルドグリーンが消え、海岸は砂浜もありますが整備されていなくて荒れている感じです。
沢山のテトラポットの山が目立ちました。

一般的な沖縄のイメージと異なる風景の海岸線を北上し、本日の宿「国頭かりゆしホテル」へ到着。
ここは近隣にスポーツ施設が多いので、宿泊客もスポーツ目的の客が多いようです。
合宿所のような雰囲気もありますが、清潔で設備も整っています。
ここでも自転車を部屋へ入れて貰えました。

この時期宿泊客が少ないのか、広い浴場は一人だけでした。
食堂で夕食。同席の宿泊客は一組みだけでした。

ランドリーで洗濯をして、オリオンビールを飲んで就寝。
走行距離:95.35km
走行時間:5時間43分
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