羊山公園で芝桜見物→正丸峠→子の権現→林道原市場名栗線(19年4月13日)
- 2019/04/15
- 22:24
本日は、一度見たかった秩父 羊山公園の芝桜を見物し、飯能市の峠をいくつか越えます。
最近は自宅を出るのが遅くなっていましたが、今日は頑張って5時に起床し6時前には出発。
冬装備ですが、今朝は空気が冷たく凍えます。標高の高い場所の気温が不安です。
JR武蔵小杉駅から湘南新宿ラインに乗り、池袋駅で西武池袋線特急に乗り換え。
レッドアロー号ではなく、今年3月16日にデビューした25年ぶりの新型特急車両Laview(ラビュー)に乗ることができました。
曲面ガラスの先頭部と、シルバーの胴体がかっこ良い。
広い窓、黄色基調のソファーとインテリアはデザイン性が高い上に快適です。
ただし、入り口部の壁面が曲面なので自転車を立てかけにくく、横方向の取っ手が無いので輪行袋の紐を括り付けることができません。
床は大理石風で滑りやすく、走行中一度倒れてしまいました。
西武秩父駅前を9時過ぎに出発。
駅前はいつものように、沢山の観光客、登山客、自転車を組み立てている輪行組が居ました。
路上は気温が20℃くらいまで上がり、青空が広がり、日差しが温かい。
早速、駅から1km程の羊山公園へ向かいます。
芝桜まつりが昨日の12日から始まっていて最初の週末。
交通案内をされる方が多くいて、誘導され二輪専用の臨時駐車場へ自転車を置き、まずは芝桜の丘へ歩きます。
桜の枝が垂れ下がる林を抜けると色鮮やかな芝桜エリアが広がりました。
種類ごとに区分けされ、赤紫とピンクと白色の花でデザインされています。開花状態がエリアごとに異なっていて、満開はもう少し先のようですね。
芝桜はツツジ系の植物ですが、花の形が桜に似ていて、地面を這うような生え方から芝桜と名付けられたそうです。
ゆっくりしていると、見物客がどんどん増えてきました。
二三日前に降った雪が残り、色鮮やかな芝桜との対比が決まっている本日の武甲山。
エリア内では「秩父路の特産市」が開かれていました。
朝の腹ごしらえにと食べた、秩父名物の「みそポテト」が美味しい。
ふかしたジャガイモを天ぷらにし、味噌ダレがかかっています。
羊山公園はソメイヨシノやしだれ桜も多く、どこも満開に咲いていました。
羊山公園内の見晴らしの丘から、秩父市街が一望できます。
11時頃に羊山公園を出発。
このころには気温が24℃くらいまで上昇。
渋滞が凄い国道299号線を飯能方向へ走ります。
ブルべが開催されているらしく、反射ベストを着た沢山の自転車乗りとすれ違いました。
橋の上から眺めた何気ない良い風景。
羊山公園から9km走って、正丸トンネルの手前で県道53号線に入ります。
引っ切り無しに車両が走る国道から、一気に静かになりました。
横瀬川沿いに4kmほど登り、正丸峠へ向かう道へ左折。
路面は荒れていますが、勾配は緩いので楽な登りです。
12時過ぎに峠到着。
正丸峠へ来たのは4年8カ月ぶりで、前回は反対側から登ってきています。
峠の奥村茶屋の前にはトレイルランの方たちが大勢いました。
自転車乗りも4人ほど休んでいます。
国道299号線まで4km下り、国道をさらに下って、道路脇の和風レストランに入り昼食。
川魚料理がお勧めですが、日替わり定食を注文。
サバ味噌と餃子という不思議な組み合わせが出てきました。
店を出て1kmほど下ると、右側に次の目的地「子の権現」山頂まで約5kmの看板が。
上り下りの車列がなかなか途切れず、反対側へ渡るのに結構待ちました。
国道から離れ、静かな県道395線を進みます。
県道から林道 子の山線へ。子の権現まで3km。
丁度、一人の自転車乗りが下りてきました。
山頂反対側の有名な超激坂を登ってきたのでしょう。
子の権現山頂までの最初の2kmは10%前後の勾配でしたが、残り1kmは徐々に斜度が上がり最後は15%程に。
息も絶え絶えになりながら14時頃に山頂到着。
駐車場を過ぎると、「子の権現 天龍寺(ねのごんげん てんりゅうじ)」の門前です。
樹齢2千年の杉の大木があります。
神道と仏教が一緒になった神仏習合の寺なので鳥居があります。
人里離れた険しい山頂の寺なのに何件かの土産物屋が開いていました。
山門をくぐると、昭和11年に造られた仁王像が立ちはだかります。
本堂の前にある特大の鉄の草鞋。
子の権現は足腰の守護として知られ、運動選手や交通安全祈願での参拝が多いそうです。
自転車乗りにも人気があり、境内にはバイクラックが設置されていて、5~6人のサイクルウェア姿を見かけました。
私も、もっと足腰が強くなるように?祈願しました。
子の権現から反対側へ下りると直ぐに、有名な超激坂カーブがあります。
カーブ外側の斜度はサイコン表示では25%以上でした。内側は30%は越えていそうです。
自転車で登れる限界を超えているとしか思えません。
前転しないように注意して、落ちるように下り、下から見上げます。
この坂を登れる猛者が実際に居るのだから凄い。
その後も10%以上の勾配をうねうねと下っていきます。
谷間の狭い集落まで下りてきました。
県道350線へ出た所から右折して林道原市場名栗線へ。
山を越えてから名栗地区へ下りていきます。
斜度8%前後が続く感じで、子の権現への登りに比べると凄く楽です。
杉林の続く林道を3km程登って、眺めの良い峠らしき箇所へ。
何度かのアップダウンがあり、ようやく下ります。
ここも人気のルートなのか、途中何人かの自転車乗りに会いました。
秩父や飯能周辺には、奥武蔵グリーンラインを筆頭に魅力的な林道がいくつもあり、しかも舗装率が高いので自転車乗りにとっては正に天国のような場所ですね。
入間川沿いの県道53号線に出る手前辺りで、見事な満開の桜のトンネルがありました。
名栗地区の入間川沿いの風景は、のどかでとても魅力的です。
この後は、飯能から青梅方面へ抜ける初めてのルートを、いくつかのトンネルと峠を越えて走りました。
当初は多摩川CRを走り帰宅の予定でしたが、腰の調子が良くなく青梅駅から輪行で帰宅。
走行距離:57.57km
走行時間:4時間59分
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