林道入間白岩線(2018年6月17日)
- 2018/06/18
- 22:00
自宅を出たのが11時頃。
ルートは未定ですが、久しぶりに檜原街道方面でも走ってみようかと。
曇り空で今にも雨が降りそうな天気ですが降水確率は0%。
気温は22~23℃で、止まっていると少し肌寒いですが走るには丁度良さそうです。
多摩サイから浅川サイを走って秋川街道へ入り、途中のMacで食事。
新小峰トンネルを抜けて秋川へ下っていくと、バーベキューをしたり川辺で遊ぶ人で賑わっていました。

この後は、
1.秋川街道を走り二ツ塚峠を越え青梅へ出て多摩サイを戻る。
2.都民の森へ登り、風張峠を越えて奥多摩へ、または下って甲武トンネルを越え上野原へ。
3.鋸山林道で大ダワ峠を越えて奥多摩へ。
など考えましたが、
結局、以前から気になっていて未だ行ったことのない「林道入間白岩線」を目指すことに。
ええ、同じ方向とはいえ間違っても「風張林道」へは行きません。
檜原街道は相変わらず自転車乗りのメッカで、チームで走っている方を多く見かけました。
そして、自動車やバイカーの数もすごいです。
檜原村役場のT字路を右に曲がると、自転車乗りも、車両の通行も一気に減りました。
約4km走ってきて、橋の手前から右へ曲がると鋸山林道へ続く道です。
ここから先の北秋川沿いの道は初めて訪れます。

どんどん山深くなってきましたが、意外にも道路の両側に人家が連なる箇所があります。
檜原村役場から緩い登りを約10km走り、バス停終点のある藤原地区の交差点へ来ました。
手振れがひどい写真。

ここから左側が目的の「林道入間白岩線」へ続く道で、道幅が急に狭くなり斜度も上がります。
ちなみに、右側へ行くと古い民家が保存されている「重要文化財 小林家住宅」があります。
高い場所にあり、林業作業用のモノレールに乗って行くことが出来るようになっているそうで面白そう。
10%越えの斜度が続くようになってきました。
秘境のこんな険しい箇所にも民家が在るのが不思議です。

途中、下ってくるヤマト宅急便の車両とすれ違いました。
こんな山中でも集配されているのはすごい。
激坂で有名な「風張林道」の入り口まできました。最初から傾斜がやばいです。
少しだけ登ってみようかという気になりましたが、無理なのでやめます。

この激坂の先に「檜原きのこセンター」や、集落があるというのが想像できません。
沢沿いに少し進んで、橋を越えた場所から「林道入間白岩線」が始まります。

「林道入間白岩線」は、峠を越えて檜原街道へ至る約6.5kmの林道です。
約1.5kmくらいは未舗装の砂利道が続き、しかも10%以上の激坂なので押し歩きになります。

やっと舗装路になり斜度も楽になったので、自転車に乗りじりじりと登って行きます。
樹木が茂っているので眺望は良くありません。

曇天で湿気の多い天気のせいなのか、車両は通らず、自転車乗りにも、登山者にも遭遇しません。
全く静かで、鳥の鳴き声だけが響きます。
約3km位登ると斜度が緩くなり、あっさりと標高860m位の峠らしい場所に着きました。

気温が15℃位で、じっとしていると寒いので直ぐにダウンヒル開始。
檜原街道側は完全舗装で杉林の間の急勾配を下っていく感じ。
所々で開けて眺望が良くなります。

峠から約3.5km下り檜原街道へ出ました。
檜原街道側から見た「林道入間白岩線」入り口。
「浅間坂」というのは、林道を下る途中にあった眺めの良い岩風呂がある民宿です。

この後、甲武トンネル越えを考えていましたが既に17時過ぎなのでやめて、檜原街道を武蔵五日市駅まで約24km下り、輪行して帰宅。
「林道入間白岩線」は、アクセスは良くないですが静かで雰囲気の良い林道で個人的には気に入りました。
約6.5km中、1.5kmの未舗装区間があるのが謎ですが、舗装路の状態は良く、全舗装されたらツーリングのルートに組み込みやすくなり、もっと利用する人も増えるのでは。
走行距離:108.3km
走行時間:6時間13分
スポンサーサイト